虫食い植物標本庫を作ろう |
Entomological Herbarium |
初宿 成彦 (自然史博物館・昆虫研究室) shiyake@mus-nh.city.osaka.jp |
植物標本庫にシバンムシを放って・・ということでは、
食痕 (エノキ/エノキハムシ) |
虫えい (ブナ/ブナハマルタマフシ) |
揺籃 (アラカシ/ゴマダラオトシブミ) |
葉潜り (キヅタ/キヅタオビキンホソバ) |
食べているところを目撃し、写真で記録してから、植物・
標本の集め方のスタンダードを相談したいと思います。
この集積から、次のような研究に役立ちます。
1.昆虫分布の新記録:虫そのものはみつからないが、
2.葉化石による昆虫の存在の推定:虫の化石はなかなか出ないですが、
※虫食い植物標本収集マニュアル ver.01。(学芸ゼミ2016年4月26日配布版)→要改訂(すいません)
。虫食い植物の標本集積にご協力をお願いいたします。
<おすすめ関連図書>(発行順)
湯川淳一・桝田長 (1996).日本原色虫えい図鑑。全国農村教育協会。
沢田佳久・安田守 (2009).オトシブミハンドブック。文一総合出版。
広渡俊哉(編) (2010).絵かき虫の生物学。北隆館。
新開 孝 (2016).虫のしわざ観察ガイド?野山で見つかる食痕・産卵痕・巣。文一総合出版。