しやけのドイツ箱 日記(2009年)


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●ラブルベニア菌 2009年9月 17日

来たる「きのこ展」でラブルベニア菌を出したいという主担当のリクエストにお応えして、さがしてみた。昆虫の標本の上についている、すごーく小さな 菌・・・。10年ぐらい前に見せてもらったことがあるが、探せるかどうか自信がなかった。 なんせ、「ゴミムシ」標本の上の「ゴミ」みたいなものである。

博物館に標本整理に来られている方に手伝ってもらって、なんとか発見できた。展示室にも出してきた。

小さいでぇ〜。


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●孵らぬ鶏 2009年9月9日

共同研究をやっているアメリカ側の関係者がやってきた。お連れした晩飯(大阪市内の某日本料理店)では、意外に「ことわざ比較」で盛り上がった。

「捕らぬ狸の皮算用」は英語で・・・
Don't count your chickens before the eggs hatch.
・・・というらしい。

英語でよく使う表現に「Knock on wood」というのがあるそうで、意味は「いままで続いてきた幸運(たとえば晴れが続いた)が、口にしたとたんに途切れる(雨が降り出す、だから言わずに 黙って木を叩け)」。日本語でも何か相当する言葉がありそうな気がするが、答えられなかった。

逆に英語にはない表現もある。たとえば「燈台もと暗し」は相当することわざは無いといっていた。

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●淀川・大和川のコガネムシ  2009年8月28日

29日(土)の午後、淀川プロジェクト中間発表があった。

淀川・大和川の河川敷で見られるコガネムシをまとめようと思った。でも、時間が無かった。

絵解き検索は1ページ目のみ完成。2010年2月20日に完成予定。なぜなら、その翌日に見分け方の室内実習行事があるからです。

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● ジュニア学芸員になろう 2009年8月15日
 標題行事が無事に終了・・・。3日間連続のガキどもの相手で、非常に疲れた。
 自由研究相談会、ナイトミュージアム、友の会合宿とつらなる、夏休みの週末ごとの担当行事・・・。ああ、この夏は長いなあ・・・。 

 来週末はホネサミットと某学会から頼まれた講演。
 その次の週末は、標本同定会。
 その次の週末は、靭ぬけがらしらべ。

 ああ、早く涼しくならないかなあ。

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●ヒ グラシの季語 2009年8月9日
 ヒグラシの季語は、どういうわけか秋であることが知られる。このことについて、「ヒグラシの鳴き声が盛夏というよりは、秋を連想させるためである」とい う説明を幾度か聞いたことがある。

 しかし、私の自宅の裏山から聞こえるヒグラシの鳴き声を毎日きいていて、立秋を過ぎてから賑やかに聞こえる気がしていた。もし本当にそうなら、新たな解 釈をつけることができる。




 騒音計を用いて測ってみた。図がその結果。毎朝の計測は難しいが、それでも傾向ははっきりした。立秋は8月8日だが、どうもピークは7月にあるのは間違 いない。

 目論見は失敗のようであるが、測ってみてはっきりして、すっきりした。 と同時に、印象というのは当てにならないことも知った。


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●三川合流でライト 2009年7 月20日



 淀川展は来年の2011年・・・。夏はもうない・・・。というわけで、甲虫班で三川合流でのライトトラップを企画した。

 400Wの水銀灯のデビュー。パワーはなかなかのものでした。植生の単純な河川敷なので、虫の種類はまあこんなもんか・・・。オオサカスジコガネを期待 したが、来なかった。

 見つかった種類:ヒゲコガネ、ヒメコガネ、アオドウガネ、セマダラコガネ、オオコフキコガネ(コフキコガネも?)、オオクロコガネ、コクロコガネ、コガ ネムシ、ハンノヒメコガネ、ゴマダラカミキリ、キイロテントウ、シロジュウゴホシテントウ、ヒメカメノコテントウ、フタモンクロテントウ、キスジミゾドロ ムシ、アシナガミゾドロムシ。

 飛来したヒメドロムシは、ほとんどがアシナガミゾドロムシで、キスジは少なかったようです。私のところのは1頭のみでした。前胸背板の真ん中に大きな窪 みがあるのがキスジです。

 他に未同定がだいぶあります。カメムシとかハネカクシとか。

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●ナイトミュージアム2009  2009年7月20日


 20日夜から21日朝にかけて、第3回のナイトミュージアム。私自身は前年について2回目。
 植物園内を歩き回るつもりが、大雨で中止に。館内での夜間展示見学のあと、展示室で就寝。
 大雨の余波で、時間うめあわせの小咄も準備することに・・・・。
 ああ、眠う〜。 (これを書いているのは、未明です)

※ナイトミュージアムは自然史博物 館友の会会員限 定の行事です。参加希望の方は友の会にお入りください。2010年も開催予定です(時期は未定です)。

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●講習をすっぽかしそうに  2009年7月17日

少し前に、某団体から講習を頼まれた。日程調整の段階で、「A日でもB日でも、どちらでもいいですよ」と返答した。A日と相成った。
しばらくして、「変更になりました」という旨のメールが来た。ファイルを開いてみると、場所が谷四から森ノ宮に変わっていた。まあ別にいいやと思ってい た。

ところが昨日、「そろそろ準備するか」と思って、ファイルをよくみたら、会場だけでなく、日程もB日のほうに変わっていたのに気づいた。

B日というのは昨日、つまり、もう講習当日である。

ああ、もう焦った、焦った・・・。セミのぬけがら講習はまあ、去年もやっているので、パワーポイントや実習用標本も、すぐに何とかなったけど・・・。

心臓に悪い1日でした。もちろん痛風にも・・・。

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ここで、なぜこのようなことが起こったのか、検証してみたい。

変更については最初はメールでの連絡であったが、もちろん、後で確認の電話があった。

担当者:「メール送りましたが、見てくれましたか? ちょっと変更になっちゃったもので」
48K:「ああ、見ましたよ、それで結構ですよ」

「この電話の時に、なぜ日程の変更のことも言ってくれなかったのかあ?」と、長居から森ノ宮へ向かうタクシー(!:地下鉄じゃ間に合わない時間だった)の 中で憤っていたが、ちゃんと見なかった私も、もちろんだいぶ悪いわけで、こういう場合の連絡や確認の仕方というものを、身をもって学んだ感じだ。

まあ、小さなケガで済んだほうだなあ。
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●テントウムシの調べ方 2009 年6月4日


・・・という本を出すべく格闘中。テントウムシ類似生物の写真を探索して、ようやく見つかった。写真の整理もちゃんとせねば。写真はアカイロトリノフンダ マシというクモです。

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●津 軽合宿下見 2009年05月16〜18日

iwakigawa
岩木川河口でマークオサムシ狙いのトラップ設置。
tsugaru-coast
宿舎近くの海岸で散策。ホネ探しの二人は、遥か向こうで何やら拾ってる。写真は大規模なヨシが広がる岩木川河口と七里長浜海岸。向こうに北海道が見える。

津軽埋没林

2日目の午前は写真の最終氷期埋没林へ。露頭から樹がせりだして い る。湿原周辺の道を確認する。
午後の最後はオサムシトラップのチェック。マークは入ら ず。ほぼ終日、雨で寒かった。

3日目は朝から激しい風と雨。4時半に起きて浜辺へ。トラップにカワラゴミムシが入っていた。うれし〜。
岩木川河口のほうは、ぼうず。


三内丸山遺跡

下見の最後は、希望者によるオプション参加にする予定の三内丸山遺跡へ。大型掘立建造物(写真)にクマバチの巣が作られているようで、クマバ チが出入りしていた。

展示されている遺物には「祭りに使われた」とされるものがたくさん産出しているが、縄文人社会では、祭りがしょっちゅう開かれていたのかなあ。狩猟して、 食べて、祭りして・・・っていう生活も、現代人よりも意外にとっても快適で楽しいものだったのかも・・・????


※友の会津軽合宿は2009年 7月31日〜8月2日に開催され、盛大に終了しました。
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● 高野山の宿坊
2009年05月10日06:03

アメリカやカナダの共同研究者らと、京大和歌山演習林で調査した。そのあと、高野山の寺で宿泊した。写経、瞑想(阿字観)、精進料理、朝のお勤めなどがあ り、外国人には貴重な体験になったようだ。

高野山大門の裏手にツガの木があり、調査した。大門にあ る英 語の解説文を見て、クスクスと笑っていた。また変な英語が書かれている(日本ではちょくちょくあるらしい)かと思ったが、そうではないようだった。現在の 大門が再建された1705年を"recently""と表現していたかららしい。

アメリカやカナダの建国より前だが、高野山の歴史の中では、たしかに最近のことではある。日本の歴史は長いなあと言っていた。

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●西川蜻蛉・大石虻2009年05月07日13:38

虫の名前に人名がつくことがあるが、ついている虫の分類階級が高く、文字数が少ないほ ど、 何かレベルが高いような気がする。

ガロアムシなんかは、目レベルだ。

ニシカワトンボも目レベルだが、実際は西川さんのトンボではなく、西のカワトンボなんだけど、ちょっとうらやましい。(最近、改称されたとか?)

オオイシアブも大石さんのアブではなく、大型のイシアブなんだが、こちらもうらやましい。

あと、オオシマゼミ(大島蝉)なんかもいるなあ。

誰かケバエ科の新種に「シヤ」って付けてくれへんかなあ。

「シヤケバエ」

僕はうれしいけど、家族や親戚は嫌がるかも。

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クレンツォフと玉貫光一

2009年04月29日07:53

 3月のロシア渡航時、ロシア側のカウンターパートに調べてほしいと頼まれたことが あった。氏に よれ ば、ロシア極東の高名な昆虫学者クレンツォフと、戦前の樺太の昆虫学者、玉貫光一が、樺太でいっしょに写っている写真が存在するというのである。

 よく知られているように、終戦後、ソ連は樺太を占有し、日本人は全員、帰国を強要されたはずである。なぜこのような写真がなぜ存在するのだろうか。

 この宿題は、玉貫自身による随想を読んで、すぐに解決した。玉貫が1945年9月になってから樺太を去った(科学アカデミーと取り決め業務があったと記 している)ことと、クレンツォフが終戦後、すぐに樺太にやってきたためらしい。
 
 1ヶ月前後の短い期間ではあるが、玉貫はクレンツォフらと採集に行ったりして、交流を深めたとのこと。また再三、ソ連に残るように諭されたことなども記 されている。

 必要部分を英訳して、ウラジオストクのカウンターパートに送った。

<文献>
玉貫光一1976. クレンツォフ教授の追憶。月刊むし(65): 17-19.

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● ひらめき1%を実現

2009 年04月07日17:10

文部 科学省(学振)の科研費の内定通知とやらが来た。めでたく採用になったらしい。標題は こちら 。学際的な内容なので、分野の壁の薄い地方博物館ならではの要素があったのは言うまでもない(日常の研究環境は別として)。同僚らに感謝したい。

 

ただ し、今のところはエジソンの言うところの「ひらめきの1%」を現実にしただけだ。研究を遂行するには、「99% の努力」が必要である。それはこれから先のことである。

 

今年 は普及担当、来年は友の会担当・・・。どう転んでも、99%のエネルギーを注ぐのは難しい状況である。

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●おくりびと?

2009 年03月28日22:20

去年 あたりから記しているように、昆虫の標本や図書の寄贈話が多い。いくつかは御本人が亡くなってからの相談だったりする。

 

高齢 化社会になって、そこそこ若いのに、貴重な標本や図書の処置に頭を悩ますという、同じ目にあっている人がいるようだ。いわく、「昆虫界の「おくりび と」になっているみたいだ」って・・・。

 

今 日、ひらかれた甲虫学会春季例会から。

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●野尻湖昆虫グループ合宿

2009 年03月20日19:31

野尻 湖昆虫グループの合宿が3日間、開かれた。今回のテーマはガムシ。同定コンテストも行われた。20問中3つ間 違えた。

合宿 では長居ユースホステルに宿泊。大相撲の芝田山部屋(元・大乃国)が和室大部屋を使用しているらしい。エレベーターで芝田山親方らに出会ったが、4人 乗っても、エレベーターが揺れていた。朝、長居公園内の相撲場を見に行ったが、稽古はしてなかった。試合の日は、稽古しないのかなあ。

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●大相撲大阪場所

2009 年03月19日06:58

 

親し い某虫屋(おうちがいわゆるタニマチ)のツテで、相撲観戦に行った。取ってもらった切符には「正2列・・・」と書いてあったが、行ってみると、正面の 2列目で、審判長の後ろの後ろだった。

 

砂か ぶりからの観戦はやはり迫力が違った。テレビでは何回も塩をまきにいって「はよ、始めんかえ!」って思うが、すぐそばで見ていると、「もう時間なの か?」というぐらい・・・。これを臨場感というんだろう。

 

さっ き、昨日の相撲の結果がテレビのニュースで紹介されていたが、自分の姿も確認できた。

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●浦潮紀行  

2009 年03月04日18:02

 

3月 2〜6日の5日間、ロシア・ウラジオストックに行きました。時差は1時間(なぜか日本よりこちらのほうが早い)。



ロシア沿海州の陸地。日本海を渡りきったところ。


写真 は飛行機が富山から北上して日本海を渡りきり、ロシア大陸上空にさしかかったところ。海岸や雪に覆われた山々が夕日に照らされて、きれいでした。富山 −ウラジオ便は 20人乗りぐらいの小さな飛行機(ヤコブレフ40) でした

 

現地 ではロシア科学アカデミー・生物学土壌学研究所で終日、標本調査をしました。何がたいへんかというと、ラベル・・・。古い標本はロシア語の筆記体で書 いてあり、それの解読がかなりたいへん。とりあえずデジカメで撮っておいて、後で解読するか、という感じ・・・。

 

野外 の気温は昼間でも零度前後、朝はマイナス10度ぐらい(札幌の一番寒いころ)ですが、意外に寒さは感じません でした。



ウラジオストック市内から見た夕景。貨物列車(シベリア鉄道) の向 こうの白い氷原は、凍り付いた海。湾内では凍るらしい。


 

ウラ ジオストックの市内は、4年前よりも自由経済化が進んでいる感じ。大通りを走る乗用車は、ほぼ100%が日本 車です。街のむこうに白い氷原がずっとつづいていましたが、実は海が凍っているとのことでした。厳冬期には相当寒いのだろうと実感しました。

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●図書発送

2009 年02月06日04:40

今日 は図書の発送作業。国内外、いろんな施設に、博物館で1年間に作った出版物を送る。しかも、相手先の希望アイテムをセレクトして送るので、膨大な作業 量。丸一日かかった。しかも、書籍を段ボールに詰めたら、すごい重さ。肉体労働でもあった。

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●ミリオン・アリフ・ロス

2009 年02月01日18:42

3月 のロシア渡航にそなえ、ロシア語をちょっと勉強中・・・。楽しく語学を学ぶなら、やっぱり「歌!」ということで、ロシア語の歌をさぐってみた。

 

加藤 登紀子が流行らせた「百万本のバラ」は、原曲のロシア語では「Миллион алых роз」(アルファベットに直すと「 millon alih roz」、カタカナに直すと「ミリオン・アリフ・ロス」)と言うらしい。(アリフは「赤」の意味)

 

百万 本のバラの花を〜

・・・・ のところは

ミリ オン・ミリオン・ミリオン・アリフ・ロス〜

と歌 えばいい。

 

あな たに、あなたに、あなたにあげる〜

・・・・ のところは

イザ クナ・イザクナ・イザクナ・ヴィディシ・ティ〜

(窓 から窓から窓から貴方は見る、という意味)

 

ここ まではまだ歌えるが、次が難しい。

 

窓か ら窓から見える広場を〜

・・・・ のところは

クト ヴリュブリョン・クトヴリュブリョン・クトヴリュブリョン・イフセリョース〜

 

歌え るかあ〜? 早口言葉かえ?

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●シゲヒコの呪い

2009 年01月27日09:46

日曜 日に友の会総会が開かれた。朝から、講堂の設営、自然観察発表の準備、バザー目玉(!)の標本箱の準備、自分のプレゼン・・・。なんやらかんやらで息 つく間が無かった。

 

総会 のクライマックスであるコンテスト系入賞者発表の際、せっかくスキャンしたバッチ作品の画像が出なかった。 JpgをCMYKで貼り付けるとこうなることがあるらしい。プリント用なので、わざわざ変換したのだが、それが逆に災いしたようだ。

 

で も、私はこれぐらいのケガで済んで、まだマシな方だった。Sさん(植物研究室:水草のほう)は未明に使用中のパソコンが突然、お亡くなりになったらし い。それから写真をすべてスキャンしなおすなど、朝方まで大わらわだったという。

 

壊れ たのは、写真コンテストの私の作品のキャプションが間違っていて、直そうとした瞬間だったという(名前の「成彦」が「茂彦」になっていたらしい)。

 

「しょっ ちゅう間違われるので、別に直さんでもよかったのに・・・」というコメントは多分、何の慰めにもなっていないだろう。

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●初宿ワールド展示室

2009 年01月12日06:04

 

日・ 月の2日間、博物館たんけん隊が開かれている。講堂でオリエンテーションなどが行われる。

 

この 講堂の端に、ホタルシアターと生駒山地形模型が展示されている。

 

ん ん、「初宿ワールド展示室」だなあ。



左は生駒山地形模型(地震展2008)、右はホタルシアター内 の植 物(大和川展2006)



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●新年ごあいさつ

2009 年01月01日04:56

新年 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

毎 年、「今年はこれを調べよう」という、ちょっとした目標みたいなものを立てるが、今年はそれが無い。いろんな予定がすでに入っていて、それをこなすだけ で1年が終わりそうな気がするからだ。

 

何か に積極的に取り組む、ということも、チャンスがあれば、やってみたい。

 

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