ゴミ袋コレクション

since 2007年ごろ

[求ム! 未収集の自治体ゴミ袋!]

ただし、代金は支払いません。欲しいのは1枚だけです。旅先などで購入された場合、1枚だけ残して、あとはご自身で現地でご利用ください。あるいは、大阪市には指定ゴミ袋がありません(中が透けて見えたらよい)ので、大阪市でゴミを出される場合などに利用してください。

twitterでも掲載しています。
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[はじめに]
 フィールドワークで遠征などしたとき、大きなポリ袋が必要になり、その地元自治体指定のゴミ袋をスーパーで買ったりする。
 大きく「○○市指定」と書かれているので、その町を訪れた記念に1枚残しておこうかな、と思ってしまう。自治体によってデザインや形がちがっているの も、収集癖をくすぐられる。

ゴミ袋収集済み/収集予定の市町村(または広域組合) グーグルマップで表示 ズームイン/アウト できます
入手済み市町村 入手済み広域組合 入手済みだが自治体が合併で消滅 
●ゴミ袋を作っていない 遠からず入手予定


ゴミ袋の評価ポイント(100点満点) [独断と偏見によりますので、気にしないでください]

国際ポイント 芸術ポイント 透明度ポイント 責任感ポイント やさしさポイント
20 中・韓・ポルトガル語なども マスコット的なものがある 完全透明の透け透け(プライバシー保護の観点からは、これがいいといえるかどうかは、わかないけど、とりあえず) 町名、氏名の記入欄がある(同左) レジ袋風の取っ手に加え、下部にも回収作業者向けの取っ手がある。
10 ローマ字(英語)表記がある 何らかのイラストがある(市章は除く) 中身がうっすら見える どちらかの記入欄がある 上部のレジ袋風の取っ手がある。
0 日本語のみ 絵は全く無い 中身が見えない。ルール違反の判別が不能 ない 取っ手は無い。

理想(100点)のゴミ袋(※私的基準です)


   
評価ポイント最高のゴミ袋[2018年9月時点]

岡山県真庭市。
国際ポイント20、芸術ポイント10、透明度ポイント20、
責任感ポイント10、やさしさポイント20
=80点 
 評価ポイント最低のゴミ袋[2016年9月時点]

和歌山県御坊市
国際ポイント0、芸術ポイント0、透明度ポイント0、
責任感ポイント0、やさしさポイント0
=0点

※再:私的基準によるものですので、どうかどうかお気にされませんように。



主な自治体のゴミ袋と評価ポイント。
※購入時のもので、現在は改めているかもしれません。


山梨県 富士河口湖町 40点

東京 23区 10点


北海道 羽幌町 20点


静岡県 伊東市 20点


北海道 根室市 20点


京都市 (マスコット「こごみちゃん」) 60点



下関市 (フグの絵柄が入っている)40点


宮崎市 (不明?のマスコット)
胸にRの文字 



まいどなニュース」や「ヤフーニュース」で取り上げていただきました(2019年12月17日)。

そちらでのコメント書き込みの他、SNS上でのご意見、また高得点の自治体の市役所の方から御礼の電話をもらったり、逆にとても低い点数の市役所の方から「それ昔のですから!」と現在のもの(得点高め)を送ってくださったり・・・。ありがとうございました。

点数については、「良し悪し」というよりは、単純に「段階」を示していることがあります。たとえば
名前を書く欄:(0点)ない→(10点)名前の欄だけあり→(20点)名前と地区名の両方の欄あり
袋の透明度:(0点)不透明→(10点)半透明→(20点)透明
という具合です。

市民の方の中には、「不透明でいいではないか」という人もいるだろうし、「やはりルールの徹底のため透明にすべきだ」という人もいると思います。表記言語についても「出来るだけあるほうがいい」と思う人もいるだろうし、逆に「自分の町に外国人が増えた」ことを快く思ってない人もいると思います。凝ったゴミ袋を作るには費用がかかり、それが市民の負担になるようでは本末転倒です。そんな様々な市民の意見を聞きながらゴミ袋の制作の対応にあたっておられる、各市町村の役所・役場の担当の方には頭が下がる思いでおります。

繰り返しますが、点数が高いほど「良い」ゴミ袋ではないと思います。学校の成績なんかと同じで、テストの点数が高い人が「人間として上」であるわけではなく、別のところで必ずコンプレックスを持っていたりします。逆にテストの点数が低くたって、人間としての大いなる魅力を別のところで持っている方もあります。

昨今、個性の尊重や多様性というものが広く認知されてきつつあるように思います。私はその町の個性がゴミ袋に凝縮されているように思えて、そのバラエティに魅力を感じ、集め始めました。しかし他方で当然ながら、私の設けた点数基準はその町について、ごく一部のことを数値化したというだけに過ぎません。

私が専門として接している自然の多様性も、まったく同様です。生物の世界は弱肉強食で一見、上下があるように思えます(人類が一番上)が、何億年という長い期間、今日まで命をずっとつないできた生き物たちに、上下も優劣もありません。地球生態系の中で各々が各々の役割を担っていて、それらはどれも須らく尊いものです。

多様性、バンザイ\(^o^)/

(初宿成彦 記) 2019年12月20日 ドイツ箱HPへ戻る