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【新刊】ことばの違和感:ドイツ語と日本語と私
初宿正典(著)


*「ベートーベン」、「ミュンヘン」、「シュトーレン」などのドイツ語のカタカナ表記は正しいか?
*シュバイツァーでいいなら、そのうち音楽の都ウィーンは「ビーン」になるのか?
*「ら」抜き言葉は気にならない? 
*「僕的には」「見える化」は変じゃない? 

ことば使いやカタカナ語にこだわる憲法学者のエッセイ集。生い立ち時の恩人のこと、ドイツ留学時の思い出、趣味のガーデニング、学生が書いた答案の面白い(?)誤字など、思わず笑える話から真面目な話まで、話題は多岐にわたる。写真や挿画も多くて読みやすい。

目次
第1章 私の今昔物語
第2章 気になる日本語
第3章 ドイツとドイツ語をめぐる随感
I 今は昔II 家菜の人T 前から気になっていたことばU 最近気になっていることばT ドイツ語のカタカナ表記U ヴュルツブルクとゲッティンゲン
私の姓をめぐる雑感
私の原風景
今は亡き恩師を想うの記
今にして想い返せば―京都大学退職にあたって―
偶然とはいえあまりにも不思議な一致
騒音の国ニッポン
ネオテニー
事の発端
畑の借入れ
雑草の類型
雑草の名前
土質の好き嫌い
連作の可否
移植の是非
晴耕雨読の理想
野菜の花
10 収穫の喜び
11 「家菜の人」の今
〈的〉付き形容動詞の多用
《一定》重要な意味?
〈的〉なし語の違和感
答案の誤字
いわゆる〈ら〉抜きことば
《ガ行鼻濁音》の衰退
はだかの「べき」
「見える化」「差別化」など
近ごろ気になっていることば
法律関連での違和感あることば
*ちょっと一息 プエルトリコとコスタリカ―切れ目はどこだ?―
ミュンヘンかミュンヒェンか
余りにも初歩的な読み違い
改めて、〈ヴ〉の表記について
ヴュルツブルクの環状公園について
ゲッティンゲン大学留学の記―ライプホルツ関係文書収集の旅―

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