兵庫県立人と自然の博物館に勤務されていた大谷剛さんは、(おそらく)文部省唱歌「虫の声」に出てくるマツムシやクツワムシなどが身近でなくなっていることから、現代版の「虫の声」を作詞されました。以下に紹介します。
※文部省唱歌「虫の声」に合わせて
肩刺せ 裾刺せ ツヅレサセ(コオロギ)
リリリリ リリリリ ハラオカメ(コオロギ)
あとからミツカドコオロギが
キキキキ キキキキ 声高く
秋の夜長を鳴き通す コオロギだらけの 秋の声
ルルルル ルールルルー カンタンや
チンチン チンチン カネタタキ
アオマツムシはやかましく リーイ、リーイ、リーリーリー
秋の夜長は虫の声 ああ美しい虫の声
あれ、ジーイ、ジージーとシバスズが
ジーン、ジーンとマタラスズ
ヒゲシロスズも鳴き出して
チリリリ、リリリリ、チリリリリ
夏秋、昼夜、鳴いている ああ、おもしろい スズの声
チチ、チチ、チッチチルー、キンヒバリ
ビリビリビリビリ、カヤヒバリ
あれ、クサヒバリも 庭の木で
フィリリリ、リリリリ、フィリリリリ
初夏から秋へと鳴き継いで ああ、ヒバリたち、虫の声
チョンギース、チョンギース、キリギリス
ツルルルルルルはヒメギスか
ヤマヤブキリも樹の上で
ジュリジュリ、ジュリジュリ、ジュリジュリリ
初夏から夏へと元気よく
ああ、キリギリス、虫の声
チュリリ、チュリリ、チュリリリリ、
トノサマ(バッタ)や
チキチキ、チキチキ、ナキイナゴ
ショウリョウバッタも飛び出して
キチキチキチキチ、キーチキチ
真夏の草むら 昼下がり
ああ、バッタたち 昼の声
出典:八木剛,大谷剛(編) 2004.童謡,唱歌,赤とんぼと秋の鳴く蟲:赤とんぼコンサートガイドブック.兵庫県立人と自然の博物館。